学生でも社会人でも同じことをするのであれば、「効率をあげたい! 」という気持ちがあるのではないでしょうか?
どうしても時間がかかるものは中にはありますが、私たちは機械ではありませんから、集中力をキープできる時間は限られています。集中力が切れるとミスも増えますし、効率も悪くなります。
効率を上げるには計画性を持って行う、慣れるしかない! という力技もありますが、睡眠時間をしっかりと取っておくというのも重要です。
眠気のないしっかりとした睡眠が取れていれば体も軽いですし、精神的にもリフレッシュができています。ですから、十分な睡眠は何をするにしても効率を上げることにつながるんです。
とはいえ、私たちはいろいろとやらなければならないことがありますから、睡眠時間を増やすというのは難しい行動です。今よりも2時間、3時間多く寝るように言われても現実的に無理ですよね。
健康のためにも睡眠が必要だとは分かっていても、1日が24時間なのは変わりません。睡眠時間を増やせても休日に絡めないと無理! という方は多いです。これはしょうがないですよね。
数時間睡眠を増やすのはなかななか難しいことですが、「1日16分の睡眠を増やす」のであれば、なんとかできたりはしませんでしょうか?
分刻みのスケジュールで動いている方でなければ、16分の調整はできそうな時間ですよね。
なぜ16分の睡眠なのかというと、130人の睡眠調査で導き出されたのが16分なんです。1日16分の睡眠を増やすことで効率が上がるのであれば、とても効率的な時間の使い方です。
なぜかといえば、効率よく何か行うことができれば、16分はすぐにカバーできる時間だからです。
プラス16分の睡眠が効率を上げることについて、まとめてみました。続けてご覧ください。
130人の睡眠調査で判明した睡眠時間
16分という睡眠時間は、以下の睡眠調査から判明した数字です。
- 調査対象:130人 (IT企業中年社員)
- 調査期間:8日間連続
- 調査内容:睡眠時間と就業日の生産性
- 評価基準:気が散る頻度を0〜4の5段階
この調査で19分早く目が覚め、16分睡眠が少なくなることは、気が散る頻度が1ポイントが高くなる。すなわち気が散って効率が落ちることが分かりました。
19分早く目覚めてしまうことで、睡眠時間が短くなっているということです。睡眠時間を増やすには早く寝ることもですが、必要以上に早く起きないというのも睡眠時間の各保にもつながります。
16分の睡眠が効率を変える
調査対象となったのはIT企業ですが、IT企業は1つのミスが大きなミスにつながりやすいです。
新しいものをリリースすることと、ミスをしてしまったあとのリカバリーをするのを比較すると、いろいろな手回しが必要となるリカバリーの方が多くの時間を要します。
IT企業の作業は複数人のチェックが入ることと、略称で品証と呼ばれる品質保証部が必ずといっていい程に部署として用意されているのは、ミスなく工数のかかるリカバリーをなくすためです。
何時間も睡眠を増やすのではなく、たった16分という睡眠で結果が変わってくるのであれば、非常に効率がよくなる16分の睡眠時間だといえます。
今回はIT企業の社員でしたが、学生や他の業種で働く方、主婦の方たちであっても、少しの睡眠を追加するだけで気が散ることなく効率を上げられるのではないでしょうか?
また、今回の調査結果は就業日に対してあって、お休みの日は差がなかったそうです。お休みの日は睡眠時間が取りやすいこと、緊張感も減りリラックスができるのが理由ではないでしょうか。
睡眠は日中に眠くならない程度は必要です
16分の睡眠で効率が上がることを紹介してきました。
睡眠は健康にも大きく関係していますが、16分という少しの時間でも状態は変わってきます。睡眠によって眠気や疲れが解消に向かうことは健康状態がよくなり、行動にも関係するからです。
睡眠時間は人によって適正な時間は変わってきますし、1日何時間も睡眠を増やすのは難しいことです。ですが16分でしたら意識すれば取れない時間ではありませから、少し意識をしてみてください。
ただし、睡眠時間を増やすといっても、寝ぼけながら後5分、後10分というのは睡眠を増やすことにはつながっていません。睡眠を開始してから最初に起床するまでに16分時間を増やすことが重要ですよ。
少しの睡眠で効率が上がることは、同じことをする場合でも時間短縮ができ、時間的な余裕を生み出すことが可能になります。
自分のために睡眠時間を少しだけ増やす努力をしてみてはいかがでしょうか?
以上が『毎日の効率をあげるには16分の睡眠が必要でした。今すぐ寝よう!』でした。