ダイエットをする際にいらないのにセットで付いてくるものと言えば「リバウンド」。
せっかく効果が出始めても、長めの休憩。止めたとたんに元を超えるなんてことも…。
以前と同じような生活に戻しただけなのに、なぜリバウンドは一気に起こるのか。
- 基礎代謝が落ちている
- 長く維持したセットポイント
その多くの理由として、上記2つが大きく関わってきます。
また、特に急激なダイエットをした方ほど、以前と同じ生活に戻った時ほど影響力が強いです。
全く無くすのは難しくても、可能な限り起こることを防ぎたいリバウンド。
どういう理由で起こりやすく、避けるためにできることとは何か、解説をしていきます。
1.基礎代謝が落ちている
私たちが大きく分けて消費する以下3つのエネルギーの中で、1番大きな物が「基礎代謝」。
- 活動代謝
- 食事誘発性熱産生
- 基礎代謝
ダイエットを行って体重が減少したということは、同時に基礎代謝が減るということ。
体が小さくなればなるほど、エネルギー消費が減るんです。
例えは極端ですが、トラックと軽トラでは同じ距離を進むでも、ガゾリンはトラックの方が消費します。
これは特に食生活が以前の同じに戻ることは、消費が減っているからこそ、過剰摂取になるいうこと。
小さな差と考える方もいますが、思いの他に大きな差になっていました。
完全に以前と同じ食事の量には戻さない
基礎代謝が落ちたことによる、リバウンドを防ぐためにすること。
基礎代謝が体重の減少によって落ちるといっても、何百カロリーという大きさにはなりません。
ですからダイエット時のように気をつけるのではなく、一口分を減らすこと。
体重が減ったこと、体が小さくなったことを加味した食事をすることが重要です。
2.長く維持したセットポイント
基礎代謝の同様にリバウンドに関係するのが「セットポイント」。
これがどんな意味かというと、以下の通り。
セットポイントをかんたんに言えば、体の形状記憶のようなもの。
1日2日程度で少し食べ過ぎたからと言って太らない、逆に食べなくてもさほど痩せることがないのは、この作用が働くため。
また例え体重が急激に減っても、長く維持した体に戻ろうとするため、以前の生活に戻したこどでリバウンドにつながるというわけです。
セットポイントをずらすためにできること
リバンドのの根源とも言えるセットポイントをずらすためにできること。
セットポイントの影響を受けないためには、これに付きます。
意識しなくても体が元に戻ろうとする現象なのですから、減って今こそが維持すべき状態へと持っていくのが重要。
このために出来るのは、1カ月での体重の増減は最大でも5%未満に抑える。
早く結果を求めるのは気持ち的には分かりますが、急ぎすぎるほどリバンドがしやすい状態に。
人は機械でないので気持ちが切れる時がありますから、急激な変化は一時的なものですぐに元に戻り、辛かった思い出だけが残ります。
ダイエットが必要な太った状態も、長い期間を経て変わっていることも忘れてはいけません。
基礎代謝とリバウンド あとがき
頑張る意識はあっても、途中で気持ちが途切れるからこそ起こる「リバウンド」。
- 基礎代謝が落ちている
- 長く維持したセットポイント
上記2つが大きく関係し、誰もが起こってほしくはないリバンドにつながっていました。
また、実際に起こってしまうと、その数字以上に心を無残にへし折るもの。
始める意思、頑張りすぎてしまったからこそ、ダイエットの失敗に近づいていっていました。
それでも誰もがするというのではなく、防ぎやすくする方法も存在します。
せっかく始めるのですから、頑張り過ぎてしまうのも、気落ちとしては分かります。
ですが、結果的に急がないことが半年、1年後の結果につながり、維持がしやすい。
「リバウンドってなんのこと?」になんてなるような、ダイエットをしてみてください。
以上が『リバンドを防ぐために意識するべきは、基礎代謝とセットポイント』でした。