20年3月12日にパンデミック宣言された「新型コロナウイルス(COVID-19)」。
世界中で感染する人が拡大しているため、他の国の情報も気になります。仕方のないことですが、気にはなってもニュースで報道される多くは、日本のことばかりです。
- 日本の以外の国の情報も知りたい
- どう情報を探していいのか分からない
- 情報が英語、その国に言葉で分からない
ネットがあるからこそ誰でも世界の情報にアクセスはできますが、言語の問題で分かりずらい部分があるのも事実…。それでも日本以外の情報も、もっと知りたい。当然の思いです。
Microsoftが運営する「Bing」。新型コロナウイルス(COVID-19)の日本語でも世界の感染状況が分かるポータルサイト「Bing COVID Tracker」が公開されました。
日本語でも視覚的に分かりやすく状況が確認できますので、参考になるポータルサイトです。
国を選択して各国の感染状況を確認
アイキャッチ画像(最初の画像)はパソコンから、上記の画像はiPhone Xs MAXから表示した時に表示される画面です。端末により、表示の仕方が変わることが分かります。
また、私の環境ではパソコンは日本語環境、iPhoneは英語環境にしているため、表示される言語も変わっています。日本語環境であれば、スマホの表示時にも日本語で表示されます。
- デフォルト表示は世界全体の総数
- 世界のマップから国を選択
- プルダウン国を選択(スマホのみ)
各国の国の状況を確認するには、マップ上から国を選択(タップ)するか、スマホではプルダウンにより国を選択してください。パソコン、タブレットでは全て国が表示されています。
国の表示は感染者が多い国からパソコン、タブレット、スマホで同様に表示されますので、国によってどれだけ大変な状況であるか一目瞭然です。
掲載されている6つの情報
掲載されている数値、情報は以下を元に掲載がされています。
- アメリカ疾病予防管理センター(CDC)
- 世界保健機関(WHO)
- 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
- Wikipedia
随時データが更新されており、データの最終更新日が秒単位で記載されています。
また、掲載されている情報は6つ分かれていて、可視性がとても高いです。
- 合計感染確認者数
- 治療中患者数
- 治療中患者数回復者数
- 死亡者数
- ニュース
- ビデオ
選択した国に合わせたニュース、ビデオ(動画)が表示されるのは、検索エンジンである「Bing」のポータルサイトであるのが伺えます。
ニュース動画は情報が古いものや、ズレもありますが、「Bing COVID Tracker」はまだ公開されたばかりです。Microsoftが運営とということもあり、改善されていくのは間違いありません。
多くは言語はその国のものになりますが、ニュースだけでなく、動画が見られるのは状況がよく分かります。文字情報だけではない、動画ならではの利点です。
アクセスの端末でフレキシブルな表示
ネットに接続する端末も、パソコン、スマホ、タブレット、言語環境もさまざまです。「Bing COVID Tracker」じゃフレキシブル(柔軟)な表示で、状況に合わせた表示がされます。
- 端末に合わせた表示
- 言語環境に合わせた表示
パソコン、タブレットとは異なり、スマホは表示領域が限られます。プルダウンなどの選択肢が増えることで、どの端末でページを見ても見やすくなっているのも特徴です。
一番のメリットとしては、言語環境に合わせた表示。日本語であれば日本語で表示、英語であれば英語で表示と、誰がアクセスしても分かりやすくなっています。
世界の感染状況も知っておく
日本語で世界の状況が確認できるのは、より多くの人が見て分かりやすくなりました。
国ごと(アメリカのみ州も個別表示)の表示は、明らかに分かりやすいです。選択した地域のニュース、ビデオ(動画)が確認できるのも、「Bing COVID Tracker」のメリットといえます。
ただし数値が累計となるので、いつに増えた、変化があったのが分からないのは、デメリットです。日による変化を知りたいという方は、他のツールを合わせてみる必要があります。
情報量が増えると分かりづらくなりますので、用途により使い分ける必要もあるということです。
世界の感染状況を確認するとともに、感染予防のための手洗いだけはしっかりと行ってください。予防をしても感染することはありますが、 大きな感染予防となります。
大変な時期ですが、「Bing COVID Tracker」に表示される1人になりませんように!
以上が『新型コロナウイルスの世界の感染状況を日本語で視覚的に確認!』でした。