極端な糖質制限は老化の原因に…。自己流は危険と大学教授が警告!

ダイエットといえば、「食事と運動」のバランス。

食事と運動どちらもダイエットには重要な要素なのですが、食事をメインでダイエットを行う方が圧倒的に多いです。

運動は運動をするための時間を作らなければいけませんし、運動習慣がない方にとっては疲れる! しんどい! 大変! というイメージが大きいです。最初に0〜1にするのがためらってしまいます。

対して食事制限はその名前の通り今まで食べていた食事を制限すればいいだけで、時間を新たに作る必要はありません。食べた量がわかるので、自分で把握がしやすいです。

運動は行う強度、時間によって大きく消費カロリーが変わってきますから、食べた量で摂取カロリーを自分で把握できる食事がダイエットのメインになるのは、ある意味で当然といえます。

消費カロリー > 摂取カロリー」にならなければ痩せられないからです。

 

また、肥満の90%以上の原因が「単純性肥満」と呼ばれる、食べ過ぎや運動不足が原因となっています。食べ過ぎていた食事と適切な量へ減らす食事制限は、大きな効果が期待できます。

食べすぎないことはダイエットのみだけでなく、健康の面でも大きく役立つんです。

食事が肥満の原因となっているので、食事制限はダイエットにとても有効なのですが、極端な食事制限を行ってしまう方も多いです。

極端な食事制限は食べる量が減る、食べ物が偏ることから、必要な栄養素を食事から摂取ができません。必要な栄養素が摂取できないことは、健康に悪影響を与えます。

早く痩せたい! という気持ちはわかりますが、極端な制限はするべきではありません。

 

極端な食事制限の代表的なものというと、「糖質制限」があります。

三大栄養素である糖質を制限するために、日本人の主食である炭水化物を制限するダイエット方法です。糖質を制限するだけとかんたんで、しかも痩せやすいことから、一気に広がりました。

ダイエット中で糖質制限を行っている方は多いです。ですが、糖質を制限することで集中できずぼーっとしやすいなどの弊害は、今までも言われてきました。

糖質制限による研究が進むことで、他にも弊害があることが分かってきています。「極端な糖質制限は老化に関係し、寿命に影響する」ということなんです。

せっかく頑張って健康のためや美容のためにダイエットをしているのに、老化や寿命に影響するのは絶対に避けたいことですよね。目指す方向とは真逆ですから…。

老化と寿命に影響すると突然いわれても、どういうことなのかよくわからないですよね。

そこで極端な糖質制限がなぜ老化に関係し、寿命に影響があるのかまとめてみました。特に糖質制限に興味がある方は、続けてご覧ください。

糖質制限とは
糖質である炭水化物の摂取比率や摂取量を制限する食事療法
その呼び方もさまざまで、低炭水化物ダイエット、低糖質食、糖質制限食、ローカボダイエット、ロカボ などと呼ばれる
【ディープチャージコラーゲン】
ディープチャージコラーゲン

糖質制限の老化と寿命への影響

極端な糖質制限についての警告です。

内臓脂肪の減少などに効果がある糖質制限も、極端な制限を長期間続けると老化を早める可能性がある

上記の警告は、東北大大学院農学研究科 都築毅准教授(食品機能学)らの研究グループが発表をした警告です。これは想像ではなく、実験用マウスを使っての研究の結果からの警告となっています。

実験用マウスによる糖質制限

発表内容は、実験用マウスを使って、以下の糖質制限の研究が行われた結果です。

【寿命が1年程度の実験マウスを3グループに分け飼育】

  1. 標準的な栄養割合の餌
  2. 脂肪の多い餌
  3. 炭水化物を減らし、たんぱく質を増やした糖質制限食

この結果は、以下の通りになりました。

1.糖質制限食のマウスのグループ寿命は、標準的な栄養割合のマウスのグループと比べて、8〜9週も寿命が短かった。

2.飼育開始から約1年後に記憶力を測ると標準的な栄養割合のグループに比べて、糖質制限食のグループは半分程度の記憶力に低下していた。

3.糖質制限食のグループは腸内で悪玉菌が増える一方で、善玉菌は減少していた。このことは老化に影響を与えていた可能性がある。

 

8〜9週の寿命のが短かったというのは少ないように思えますが、寿命が1年程度のマウスと考えると大きな時間の差です。人生80年に8週を置き換えると12年となり、差は大きいです。

研究にもよりますが、1〜2割り程度であれば差が出ることがありますが、半分程度の記憶力が低下しているというのは糖質制限の影響といって間違いありません。

記憶力の低下というと認知症がありますが、糖質制限には危険性が含まれています。

腸内環境は「消化・分解・吸収」の重要な役割をしていますが、糖質制限は腸に悪影響を与えるということです。腸が本来の働きをしてくれないことは、体にさまざまな悪影響があります。

この研究はマウスですが、別の研究で人間も短期の糖質制限で腸内細菌のバランスが崩れることがわかっています。糖質制限は「腸内細菌のバランスが悪くなる = 体への悪影響の原因」でした。

 

この発表は寿命が1年程度のマウスによる研究結果ですが、研究グループの都築准教授は「人間でも十分に起こりえる」と推測しています。

その他のいろいろな研究でもマウスが利用されるのは、相応の結果になるからです。糖質制限の結果も人間に大きく関係する結果となる可能性は大きいといえます。

 

この東北大大学院農学研究科 都築毅准教授(食品機能学)らの研究グループの糖質制限の研究結果は、静岡市で行われる日本栄養・食糧学会で発表がされます。(19年5月19日(日))

自己流の糖質制限は危険です

自己流の糖質制限は危険です

極端な糖質制限が老化に関係し、寿命に影響をするのかまとめてきました。

糖質制限はかんたんにでき、痩せられるダイエット方法ですが、大きな危険性があるものだと感じてもらえたのではないかと思います。自己流で極端に行ってしまうのは問題です。

都築毅准教授糖質制限は「医療の一環として専門家が懐中してやるべきもの」と指摘。「短期間は問題ないが、ずっと続けると悪影響の可能性がある」と忠告しています。

糖質制限を否定をしているのではなく、極端な糖質制限が問題がありますよ! と言っているわけです。

 

今ダイエット中で極端に糖質制限を行っている! という方は、極端な糖質制限は今すぐにやめましょう。今は痩せるかもしれませんが、老化と記憶力低下に加えて寿命が短くなるかもしれません。

糖質制限についてはこれからもいろいろな研究結果が発表されていくはずですが、極端な糖質制限がいいとはまずならならいはずです。特に自己流の糖質制限は危険ですから気をつけましょう。

明日が楽しく健康に過ごせないダイエットは、よいダイエット方法とはいえません。

 

以上が『極端な糖質制限は老化の原因に…。自己流は危険と大学教授が警告!』でした。