コーヒーやお茶というと「カフェイン」が多く含まれているのは、皆さんのご存じの通り。
ノンカフェインの物はわざわざ説明があるくらいですから、基本は含まれていると考えて間違いありません。
また、中枢神経を興奮させることによる覚醒作用で眠気などを覚ます他、利尿作用もあることが知られています。
確かにトイレが近くなりますよね。
そこでで1つ疑問が…。
利尿作用がある飲み物だけ飲んでいたら、逆に「脱水症状になるのでは? 」 です。
とはいえ、コーヒーやお茶ばかり飲む方が脱水症状になったとは、聞いたことはありません。
利尿作用がある飲み物を飲んでも脱水症状にならないのは「体の仕組み」に理由がありました。
どんな体の仕組みによることなのか、紹介していきます。
飲んでも脱水症状にはならない
英文ですが、家庭医学の専門 ダニエル・ヴィジル博士のレポートをまとめ。
ここに何が書かれているのかというと、コーヒーやお茶で利尿作用が高まるが、体が必要としている水分が排出されることはないということが書いてあります。
その理由は、コーヒーやお茶はカフェインそのものを飲んでいるわけではなく、必ず液体が水分として口にしているから。
そう言われたら、確かにそうですよね。
カフェインと同時に摂取した必要な水分を必要以上に排出しないのは、「体の仕組み」がうまくできているからでした。
ですから、「コーヒーやお茶を飲み続けても全てが尿として排出され、脱水症状になる」というのはありえません。
ありそうな気はしたとしても、誤った認識です。
実際、コーヒーやお茶などカフェインで脱水症状になるようであれば、危険な飲み物として認識されていたことでしょう。
嗜好品であっても、危険な飲み物ではありません。
気にせずおいしく飲みましょう
カフェインに利尿作用があるのは紛れもない事実。
それでも脱水症状を気にして飲む量を抑えていたなんていた方には、安心する研究てポートです。
とはいえ、飲みすぎてしまうとカフェイン中毒になる可能性も…。
何事もバランスが必要です。
私は基本飲み物は常にコーヒーで、水は薬を飲む際にぐらいしか飲みません。
今まで脱水症状になったこともないですし、この研究結果は証明と疑問の解明にもなりました。
安心しましたので、ますますおいしくコーヒーを今まで以上に飲むようにします。
以上が『謎解明♪ 利尿作用のある飲み物を飲んで、脱水症状にならない理由』でした。