ダイエットをする際に、大きな目安となる数値を計測してくれる「体重計」。
見た目で判断するから不要という方もいますが、実際はそんなことありません。
お医者さんが調べもせずに、見た目で「あなたは◯◯です」と診断しないのと同様。
見た目での判断は理想論ではありますが、多くの方にとって体重計は必要なものです。
ですが、注意すべきこともあります。
- 1日に何回も計測をしない
- 必要以上に数値に一喜一憂しない
- なるべく決まった時間に測る
注意するべきことを守れば、大きな目安となるだけでなく、ダイエットも行いやすくなるんです。
当然の如く私も毎日計測し、日々を楽しむために役立てています。
その上で知っておくべきは、体重計の必要性と注意点。
どのように利用をするのが、より役立てることができるのか解説していきます。
体重という数字は嘘をつかない
よく言われれるフレーズ「努力は必ず報われる」。
実際のところはそんなこともないのですが、逆に「数字は嘘をつきません」。
特にダイエットをしている方は、感覚値ではない現状を知ることが必要です。
自分を打ちのめすためではなく、現実を知ることでしてやるべきことが見えてきます。
感覚値で行っていいのは一部の上級者の方のみで、実際の数値は必須なものでした。
体重計を乗る上で知っておきたいこと
体重計に乗ることは重要ですが、気を付けるべきことがあります。
同じ人であっても、思いの他に変動しているもの。
だからこそ、冒頭に記述した以下のことが重要になってきます。
- 1日に何回も計測をしない
- 必要以上に数値に一喜一憂しない
- なるべく決まった時間に測る
数値は嘘をつきませんが、気にし過ぎるのはダメ! ということ。
私も毎朝起きてトイレの後、運動記録で公開しているジョギング前の1日計2回計測しています。
1kg程度の変動は運動休息日の翌日など、普通にあること。
測るからこそ気になる体重ですが、一時的な変化であることを知っておくことも重要です。
体重はいつ測るのがいいのか?
一日の中でも変動がある「体重」。
だからこそ、測るべきオススメのタイミングが存在します。
- いつも同じタイミング
- 起床後の起きたタイミング
- 就寝前の寝るタイミング
なせ、上記3つになるかといえば、比較ができるから。
1回ではなく、今までの経過と比較するからこそ、その意味が多くなります。
特にオススメなのは、「起床後の起きたタイミング」。
測る習慣にしやすいのと、一番フラットな状態であるのがその理由です。
逆に測るべきではない、タイミングというのもあります。
- シャワーやお風呂のあと
- 運動した直後
- 食事をした直後
なぜかといえば体重変動が多いタイミングですので、比較対象にならない数字だから。
差が大きいからこそ、通常時と比べてがっかりするなど、精神的にいいことがありません。
数字は嘘をつかないので体重計に乗るは必要ですが、測るべきタイミングはありました。
また、適切なタイミングで測定してちゃんとした現状を知ることで、無理のない目標体重を決めることもできます。
よく言われる単に「5kg、10kg痩せたい!」は、あまりよろしくはない設定です。
どんな体重計を使っているの?
多くのメーカー、種類が存在する「体重計」。
ちなみに私が利用しているのは、オムロン「体重体組成計 HBF-227T カラダスキャン」。
- 体重
- BMI
- 体脂肪率
- Bluetooth通信機能
管理アプリ「OMRON connect」があり、日々の計測をまとめてくれるので楽ちんです。
1回ではなく、比較してこその体重測定ですので、手間がかからないことは必須。
この機種を使い始めて数年ですが、必要な要素を抑えているだけでなく、耐久性も高いのもいい感じです。
ちなみに体重測定と同じタイミングで、血圧も「手首式血圧計 HEM-6323T」で図り、データを同じアプリで管理しています。
どちらも日々のいい目安になりますので、実利用者としてオススメができる物です。
見た目で判断と言う方の嘘
「体重計なんて必要ない! 見た目で判断!」という方も多いです。
その意見はごもっともであるし、理想形でもあるのも事実。
ですが、見た目に差がないようでも、変動が思いの他に多いのも体重です。
見た目の差に気付いた時には、すぐには取り返せないぐらい大幅な変化になっていたなんてことも…。
また、見た目で判断という方で、不思議な言動があります。
さらっと流して聞いてしまう方もいますが、これは実はおかしなことなんです。
体脂肪率を測るには、「生体電気インピーダンス法」「空気置換法」があります。
「空気置換法」は大掛かりな装置がいりますので、通常は微量な電流を流す「生体電気インピーダンス法」が主流。
私たちが計測に利用している体重計も、当然ながら「生体電気インピーダンス法」による計測です。
で、ここが重要なひっかかる点。
何を示すかと言えば、体重の数値無しでは、体脂肪率を導き出すことはできないんです。
ですから、”くらい”とあいまいな表現をする方はともかく、妙に正確な場合は体重を間違いなく測っています。
事実結果から言えば、「そんなことを見えをはってカッコつけなくてもいいのに…」という感じです。
誰もがとは言いませんが、口に出すことだけが正しくはないことも覚えておきましょう。
体重計の有効な使い方 あとがき
ダイエットをするために重要な目安となる測定値が出せる「体重計」。
利用をしない方、逆に使い過ぎてよくある誤りは以下の通り。
- 見た目で判断 = 感覚値だから太った
- 乗るのが怖い = 現実を見ていいない
- 1日何回も計測 = 変動する数値に縛られすぎ
利用しないのも問題ありですし、使い過ぎても逆によろしくはありません。
ですが、1日1回。または2回という形であれば、効果的なのも体重計の計測です。
細かい数値の変化に一喜一憂は正直ムダですが、行動の目安になるのは有益でしかありません。
何かあった時にすぐに動けるというのは、その理由も分かりますし、対応が楽になるんです。
特にダイエットをしている、興味がある方にとって目指したい「見た目で判断する」。
これは理想論ではありますが、現実的に行うにはそこに行くまでの過程が必須。
少なくとも、太っているという現状がある場合は、選択すべき行動ではありません。
体重の計測はほんの数秒で終わること。
日々の目安となる行動として、うまく体重計を利用しちゃいましょう。
以上が『ダイエットに成功する体重計の使い方。計測すべきタイミングとは?』でした。