健康やダイエットのために、食事制限とともに始める人が多い運動。
頑張ろう! という意識で行う人は多くても、殆どの方が続けれれないのも運動。
怠けているや意思が弱いというよりも、習慣をつけるまでの方法が誤っている場合が殆ど。
多くの初心者が運動というと有酸素を選択しますが、まずは無酸素(筋トレ)がオススメです。
- 無酸素運動はいつでもできる
- 効果を実感するまでの時間が短い
- 考えているほど筋トレ難しくはない
上記3つがその理由。
いつでもでき、効果の実感までの時間が短く、実は難しくない。
運動が継続しやすい要素が多く詰まっているんです。
有酸素ですと、こうはいきません。
それぞれを個別に、どういう理由があるのかを解説していきます。
無酸素運動はいつでもできる
同じ運動であっても着る物、靴など、思いの他に準備が必要な有酸素運動。
短いと無意味とは言わないまでも、最低15分程度の時間が必要なのも特徴。
- 事前の準備がいらない
- 重みは自分の体重がある
- 2,3分の隙間時間でもできる
対して、無酸素運動は手間と時間が少ない。
ガチガチに負荷をかけてという場合は変わってくる部分もありますが、運動を始めたばかりの人には考える必要のない部分。
やろうと思い立った時、気持ちの切り替えのタイミングにできるのが無酸素運動です。
隙間時間にできるからこそ、習慣にしやすい
有酸素運動は準備と、ある程度まとまった時間が必要。
習慣にさえなってしまえばなんてことはないのですが、そこまでがとても大変です。
最低時間ともいえる、15分。
これは運動を始めたばかりの人には大きなハードル。
かんたんではないんです。
対して無酸素運動は、思い立ったスキマ時間の2,3分でもできる。
実施できるというのは重要で、できるという自信になり、継続へとつながります。
効果を実感するまでの時間が短い
運動が続けられない理由。
頑張っているのに効果を実感できないから。
意識を持たないとできない運動だからこそ、実感できないと継続が難しいのは当然といえます。
- 毎日30分ウォーキングを1週間行う
- 1週間で合計10キロジョギング
- スキマ時間にスクワットや腕立てを1週間行う
恐らく運動の習慣がない人であれば、同じ1週間でも10キロのジョギングが一番大きいと想像すると思います。
見ただけで大変に見えるからこそ、そんな気がしますよね。
ですが、この中で効果を実感できる可能性が高いのは、スクワットや腕立ての筋トレ。
時間は短くても、自重であっても負荷が大きくなり、繰り返しというのがポイント!
同じ時間、期間であれば、圧倒的に筋トレの方が、効果を実感しやすいんです。
しっかりとした理由もありますので、続いて解説していきます。
筋トレ後も体は燃焼をし続ける
有酸素も含めてですが、運動は行っているその時だけの効果に留まりません。
- EPOC (運動後過剰酸素消費量)
- RMR (安静代謝率)
少し難しい言葉ですが、EPOCとは運動後にもしばらくの間は多くのカロリー(エネルギー)を消費続けること。
有酸素でも起こりますますが、無酸素の方が消費量が大きいです。
RMRとは何もせずとも消費するカロリー(エネルギー)。基礎代謝と考えると分かりやすいかも。
筋肉量が多いと増える消費が大きくなる。筋トレはRMRを増やすそのものですね。
また、燃焼が増えることで何が起こるかといえば、体の変化。
変わったなと実感することで継続がしやすくなるんです。
運動習慣のない人ほど、少し頑張った時の実感は早く訪れます。
運動する習慣がしっかりとつき、時間を要することを認識した人であれば、効果が出る間も頑張れます。
ですが、初心者であるほど、変化を早めに実感することが継続につながるんです。
考えているほど筋トレは難しくはない
運動をし始める際に、多くの人が選択するのは有酸素運動。
無酸素運動(筋トレ)というと、イメージしてしまうのはボディービルダーのような筋肉隆々の人たち。
その見た目もですが、めちゃくちゃつらくきつい運動をしているように見えます。
- 目指すのは筋肉隆々ではない
- 筋肉が増えると体が引き締まる
- 実際にやってみると難しくない
ボディービルダーのようなガチになると、とてつもない努力が必要。
ですが、運動を始めたばかりの人が求めるのは、そんな難しくつらいことはしませんというよりも、完全に不用です。
そもそもが長い時間を継続できないからこそ、筋トレは名前にもある無酸素運動。
隙間時間に行うことで、筋肉が付き体に引き締まりが生まれます。
このちょっとの差が大きいんです。
また、やってみるとそんなに難しくなかったんだ! と実感できるのも筋トレでした。
運動初心者にオススメする筋トレ
無酸素運動といってもいろいろありますが、特にオススメなものが、3つあります。
- 腕立て伏せ
- スクワット
- ハンドグリップ
ハンドグリップだけは道具が必要ですが、思いたったらすぐにできる腕立て伏せとスクワット。
特にスクワットは下半身、腹筋にも効果があるので、男女問わずオススメな筋トレ!
1回につき5回でかまいません。隙間時間や気分転換したい時にしてみましょう。
今までしていなかった人ほど、効果を早めに感じやすいです。
回数も多くなく、負荷も自重であること。
引き締め効果はあっても、筋肉隆々になることはありませんので、変な心配は不用です。
1回5回でも1日に6回行えば合計30回。1週間で210回。1カ月で900回。
実際にやってみると回数が増えるので、月に1000回以上。
効果が出るのは必然といえます。
また、腕立て伏せは腕と上半身を引き締めるため。
ハンドグリップは握力を増えることで、多くの運動につなげることができるのが理由。
しかもどれもが、隙間時間にできますよ。
まずは筋トレをやってみましょう
運動を始めても、続いたことがない。
これから始めるという人ほどまずは有酸素ではなく、無酸素運動(筋トレ)をオススメします。
最初だからこそまずは運動に慣れ、行うことが習慣になってから、酸素を含めたバリエーションを増やしていけばいいんです。
順番を少し変えるだけで、継続率が変わってきます。
- 無酸素運動はいつでもできる
- 効果を実感するまでの時間が短い
- 考えているような難しいものではない
運動の中でも多くの人が避けてしまう、筋トレ。
実際にやってみるとそう続けやすいもの。
またある程度の筋肉が付くことは、有酸素運動をする際にも利点があったりします。
有酸素しかしないからそれだけで必要な筋肉も同時に付けるというのは可能ではあっても、ものすごく非効率。
付けるべきものは、無酸素での方が圧倒的に楽です。
私も隙間時間や気分展開として、毎日行っている筋トレ!
その効果を実感して継続、運動を習慣化するためにも、まずはオススメします。
効果を実感しつつ筋トレで運動習慣をつけ、他につながってく。
体に変化が現れないわけがありません。
以上が『運動初心者にこそ、まず最初に無酸素運動(筋トレ)をオススメする理由』でした。