薄着になる夏や、お風呂で鏡を見た際に特に気になる体型。
太っていると認識て痩せたい! と思っても、実際に行動できる方は何割か。
その中でも、実際にダイエット成功まで持って行ける方は、極少数…。
ダイエットの仕組みはシンプルであるのに、結果に結びつけるのは難しいのが現実。
失敗してしまう、断念する方は意思が弱いからかというと、実際はそうではありません。
ダイエットに必要な食事制限、運動のどちらも同様。
細かく付ける必要は全くないですが、何を食べたかわからない、運動量が不明ではダメなんです。
では、なぜ記録することがダイエットの結果に繋がるのか、解説をしていきます。
見た目の判断は上級者だからこそできる
よくダイエットで言われる「数値ではなく見た目で判断」。
言っていること自体は全く間違っていませんが、これは理想形のこと。
これからダイエットを始める方が行うには、明らかに無理があります。
同じことをするにしても、そこに行くまでの順序がありました。
そもそもが見た目の判断ですぐに行動を実行できる方が、太ることはまずありえません。
食事の記録
太めの方に特に多いのが、何を飲んだ、食べたかを記憶していない。
全て覚えておく必要はないですが、この差がカロリー摂取の大きな差になります。
飲む、食べる欲求が起こるのは、食欲によるもの。
- 代謝性食欲:空腹から起こる
- 認知性食欲:匂いや見たことで起こる
代謝性食欲は私たちが生活していくために必要で、飲んだり食べないと解消されません。
対して認知性食欲は、お腹が空いていなくても発生するもの。
だからこそムダな摂取カロリーを抑えるには、認知性食欲を抑えなければなりません。
記録することで何が起こるかといえば、「食べているからもういらない」となること。
太めの方の多くは食べていないではなく、口にしていることを忘れているだけ。
事細かくは必要ないですが、記録を付けることが認知性食欲を抑えることにつながります。
記録がモチベーションを保つ
ダイエットを始める時は強く持っている「モチベーション」。
ですが、日を追うごとに落ちてくるのもの。
その理由は完全に明らかです。
そこで、モチベーションを落とさないために行うのが、記録です。
ただやりっぱになるのではなく、記録があるというのは実績になるということ。
私たちの記憶はとても曖昧ですから、せっかく頑張ったことを忘れるのはもったいないです。
実績があれば、できる! という自信につながり、継続が断然にしやすくなります。
ダイエットを成功させるために必要なのは、効率や方法よりも、習慣化するまでいかにモチベーションを保つか。
例え他の方から見て小さなことであっても、やったことはあなたの自信となります。
習慣化さえできてしまえば惰性となり、モチベーションはもはや不要です。
失敗するのは記録しないから あとがき
仕組みとしてはシンプルであるのに、ダイエットが難しいと言われる理由。
1日2日で大きな変化が出るわけではないですから、尚更です。
ですが、多くの場合はやり方を間違えているからにすぎません。
- 意思が強く頑張り過ぎて、息切れをして失敗…。
- 行った記録を付けていないから自信がない…。
どちらも、ちょっとした修正で大きく変えることができます。
① 無理をし過ぎたら辛いだけなので、頑張り過ぎないこと。
② 記録を付けることで食べ過ぎを防ぎ、行った実績が自信となってモチベーションになる。
特に記録を付けるのは、ダイエットが習慣化するまでは言わば必須の工程。
するとしないでは、継続のしやすさが明らかに変わってきます。
また、継続できるということは、成功により1歩近づくということ。
毎回ダイエットを始めても失敗するという方は、まず記録を付けるようにしてみましょう。
以上が『あなたがダイエットを失敗するのは、記録を付けていないのが原因』でした。