インフルエンザに対して私たちがよくしている6つの勘違いとは?

現在は新型コロナウイルス(COVID-19)によって影に隠れていますが、現在流行の真っ只中であるのは「インフルエンザ」。日本では毎年11月下旬から3月頃までがピークです。

インフルエンザは世界保健機関(WHO)の発表によると、世界で毎年300万〜500万人の重症患者が発生し、そのうちの約29万〜65万人もの人たちが死亡しています。

現在の新型コロナウイルス(COVID-19)とは異なり、治療するワクチンがあるにも関わらずです。多くの人たちが重症化し亡くなってしまうのは、インフルエンザの間違った認識が考えられます。

多くの人たちがインフルエンザに対してよく勘違いしている6つの勘違いについて、国立伝染病研究所のシボンガレ・ワラザ氏、シェリル・コーエン氏がまとめています。

こちらを元に、インフルエンザでよくしてしまう、6つの勘違いについて紹介していきます。

通常の状態な時に正しい情報を知っておく

現在は誰もがスマホやパソコンでインターネットにアクセスができるため、情報が過多な状況になっています。情報が過多になるということは、間違った情報も多いということです。

健康やダイエットのことで間違った情報は、取り返しのつかなくなる場合があります。また、その人それぞれで危機的状況の時は、通常であれば判断できることも判断力が鈍ります。

例えば、あるサプリを飲むだけで劇的に痩せるや、アルカリ食でがんが治るなどです。通常の状態であれば、そんなことはありえないと判断できますので、前もって情報を知っておきましょう。

  1. インフルエンザはひどい風邪
  2. インフルエンザワクチンで感染する
  3. 予防接種をすればインフルエンザ対策はばっちり!
  4. 寒い場所にいるとインフルエンザにかかりやすい
  5. 豚インフルエンザが人にも伝染する
  6. 抗ウイルス薬が必ず必要である

インフルエンザでよく間違えている、上記の6つの間違いを個別に紹介していきます。

① インフルエンザはひどい風邪

インフルエンザも風邪どちらも呼吸器疾患による病気ですが、異なるウイルスによって引き起こされます。風邪は主にライノウイルスなどで、インフルエンザはインフルエンザウイルスです。

インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型の3つの異なる種類がありますが、一般的にインフルエンザというと、感染するA型、B型を指しています。ワクチンもA型、B型が対象です。

ウイルスが異なるだけでなく、同じ呼吸器疾患であっても、症状や状態も異なります。

  • 風邪:発熱、鼻水、うっ血、咳
    → 深刻な合併症を引きおこさない
  • インフルエンザ:発熱、鼻水、咳、疲労感、体の痛み、寒気
    → 肺炎、多臓器不全など、合併症の恐れがある

比べてみると、異なるのが分かります。また、インフルエンザは複数の症状が短時間のうちに一気に突然発症することがあります。インフルエンザがつらいと言われる、由縁です。

重度なインフルエンザ感染の場合は合併症のリスクがあるため、入院する必要がある場合があります。(※妊婦、65歳以上、2歳未満、腎臓や肺の病気、糖尿病など基礎疾患のある人も含む)

重症化するインフルエンザですが、ほとんどの人は3〜7日以内に回復します。出席待機期間で外出できないということはありますが、何週間も長引くことのある風邪との異なる点です。

ぜったの
呼吸疾患は共通でもウイルスが異なるので、別の病気

② インフルエンザワクチンで感染する

インフルエンザワクチンには、生のワクチンが含まれていません。含まれていないということは、インフルエンザに感染することはありません。

インフルエンザワクチンで感染するという勘違いは、予防接種の推奨時期にあります。

  • 同様の兆候や症状をもたらす呼吸器ウイルスが多く存在する
  • ワクチンの効果が作用するのに2週間程度かかる

同時期に発生している別のウイルスだったり、予想されていたワクチンと流行のずれ。摂取するのが流行よりも遅く、効果が作用する前に感染することで、勘違いが発生していました。

ぜったの
ワクチンは生でないため感染することはない

③ 予防接種をすればインフルエンザ対策はばっちり!

インフルエンザのために予防接種をする人は、毎年多くいます。予防接種と呼ぶくらいですから対策はばっちりだと考えてしまう人もいますが、予防接種は100%有効ではありません。

  • 予防接種を受ける人の年齢
  • 現在の健康状態
  • 流行するインフルエンザと一致しているか

さまざまな要素によって、左右されるからです。予防接種は予防でしかありません。

ぜったの
対策として、予防接種を過信しない

④ 寒い場所にいるとインフルエンザにかかりやすい

インフルエンザに感染する唯一の方法は、インフルエンザウイルスにさらされ、体内に取り込まれることです。インフルエンザは寒い季節に流行するため、寒さに関連付ける人がいます。

  • インフルエンザウイルスは暖かい場所にも存在する
  • 寒い場所でもインフルエンザウイルスがなければ感染しない

真夏でもインフルエンザに感染する人がいる通り、暑い時期でも感染はします。

どんなに寒くてもインフルエンザウイルスを体内に取り込まない限り、感染することはありません。長時間の間寒い場所にいると具合は悪くなりますので、気を付けてください。

ぜったの
寒さとインフルエンザの感染は関連しない

⑤ 豚インフルエンザが人にも伝染する

豚インフルエンザという用語は、2009年に発生した新型インフルエンザ発生して以来、誤った使われ方をされていることがあります。

誤った使い方をされているのは、豚で見られた菌のいくつかがインフルエンザ菌に類似していたこと。A型(H1N1亜型)に属するウイルスの感染が、豚経由と見られていたからです

誤った情報が広まった結果、「豚インフルエンザ」という用語が広まりました。

A型(H1N1亜型)は、人から人へと感染するウイルスです。日本でも現在は季節性インフルエンザと同様の扱いとなっています。1度広まった誤りは、なかなか訂正されないものです。

ぜったの
豚インフルエンザという用語は、世界的に間違いから広まった

⑥ 抗ウイルス薬が必ず必要

インフルエンザの治療は主に鼻水、体の痛み、披露といった、インフルエンザの兆候と症状を軽減することを目的としています。ですから、基本的な治療は以下のようになります。

  • 安静にする
  • 水分の摂取
  • 席、うっ血、発熱の症状暖和

リレンザやタミフルといった抗ウイルス薬は、誰もが絶対に必要ではありませんでした。

疑いの時点でもすぐに抗ウイルス薬が処方される日本を除くと、重篤な合併症の恐れがある人、思い症状でなければあまり処方されることはありません。全体の8割近くが日本での使用です。

世界的には処方されずに日本では積極的に処方されるのは、以下の理由が考えられます。

  • 発症後24〜48時間の初期段階に処方が必要
    → 日本ではすぐに病院に受診する人が多い
  • 抗ウイルス薬が保険適用
    → 支払料金が高くない

抗ウイルス薬が効く状態であるのと、大きな負担になりません。世界的に見ると日本の保険制度は恵まれている方ですので、早めに病院を受診し、医師の判断を仰いでください。

ぜったの
誰もが絶対に必要ではないですが、医師の判断を仰ぐこと

勘違いではない正しい予防対策を

正しいインフルエンザの防対策

インフルエンザに対してよくする、6つの勘違いについて紹介してきました。そんなことは知っているよ! というものから、勘違いしていたこともあったのでないでしょうか。

1度でも感染したことがある人であれば、インフルエンザの症状がつらいのもご存じの通りです。自宅での出席待機期間も過ごさなければなりませんし、誰もなりたい人はいません。

インフルエンザの感染は、インフルエンザウイルスにさらされ、体内に取り込まれるのが唯一の感染経路です。ですから感染経路をなるべくふさぐことが、大きな予防対策になります。

  • 感染の疑いのある人に無防備で近づかない
  • こまめにアルコール、ハンドソープで手を洗う
  • 何か物に触れたら手を洗う
  • 手洗いをしていない状態で顔に手を触れない

上記の4つを意識することで、インフルエンザの感染率を大きく下げることができます。その理由は、インフルエンザウイルスを体内に取り込まれるのを、最大限に防ぐことができるからです。

最大限の予防はできますが、それでも健康状態などによって感染することがないとはいえません。高熱など疑いがある時は自己判断をせずに、必ず医師に判断を仰いでください。

自分だけのことだけでなく、他の人にも影響を与えることになります。勘違いしている認識を正したり、正しい予防をすることによって、インフルエンザにかからないように気を付けましょう。

 

以上が『インフルエンザに対して私たちがよくしている6つの勘違いとは?』でした。


Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function set_post_views() in /home/funfunfunfun/absolute-funfun.com/public_html/wp-content/themes/the-thor-child/single.php:646 Stack trace: #0 /home/funfunfunfun/absolute-funfun.com/public_html/wp-includes/template-loader.php(98): include() #1 /home/funfunfunfun/absolute-funfun.com/public_html/wp-blog-header.php(19): require_once('/home/funfunfun...') #2 /home/funfunfunfun/absolute-funfun.com/public_html/index.php(17): require('/home/funfunfun...') #3 {main} thrown in /home/funfunfunfun/absolute-funfun.com/public_html/wp-content/themes/the-thor-child/single.php on line 646