新たな強制的な肥満対策の強制的な減量装置。一体どんな物ですか?

単純に見た目がだらしなく見えるだけでなく、世界的な問題となっている「肥満」。

成人の19億人が過体重で、その内の6億5千万人は肥満。

日々どんどん増えており、2030年には成人の57%が肥満になると推測されています。

現在の自粛、活動の制限がさらに肥満率を加速させるのは、想像に難しくありません。

また、その見た目だけでなく、年間280万人の死亡要因となっています。

消費カロリー > 摂取カロリー

なぜ肥満が増えるのかといえば、痩せる仕組みとは逆のことをしているため。

運動などの活動代謝が少なく、食べ過ぎてしまえば、太るというのは必然。

多くの方が理解をしていても、習慣を変えるといのは思いの他に難しいことです。

そんな中、ニュージランド オタゴ大学とイギリスの研究者により、減量装置を新たに開発されたことが話題となっています。

どういう物なのかから、その効果。別にできる対策方法まで解説していきます。

強制的に行う減量装置

オタゴ大学とイギリスの研究者により、開発された減量装置とは以下のようの物。

  1. ロックボルトを備えた磁気デバイスを歯に装着
  2. 装着中は2mmしか口が開かない
  3. 食事は流動食
  4. 会話は制限されない
  5. 2〜3週間後に取り外しが可能
  6. その他の外科的減量方法よりも安価

直接的な見た目は画像の衝撃的ですが、口を閉じれば見えなくなるもポイント!

減量する必要があっても、食べることをやめられない方の特別な装置と言えます。

食事は流動食になるため、栄養を含めて摂取カロリーを完全にコントロールされる状態です。

2週間の検証と実施後の結果

DentalSlim Diet Controlと名付けられた減量装置の実施内容は以下の通り。

  • 検証参加者:7人 (全員女性)
  • 平均年齢:36.71歳
  • 平均身長:162.5cm
  • 平均体重:107.98kg
  • 検証期間:2週間
  • 流動食内容:1日1,200kcal 【200ml(300kcal)X4 】、プロテインシェイク1回、その他お茶やコーヒーなど低カロリー飲料

BMIで言えば40,9となるので、かなりの肥満の検証参加者。

2週間の制限とお茶やコーヒーは許可されているとはいえ、1,200kcalはかなり厳しい値。

被験者はフードパラダイス状態で食べていた人たちでしょうから、口を閉じている事以上に大変だったのは想像に難しくありません。

そんな方たちが2週間頑張った結果は、以下の通り。

  • 脱落者:1人(研究とは関係ない理由)
  • 平均:6.36kg減量
  • さらなる減量をする意欲を見せる

検証内容だけを見るとかなり大変だように思いますが、継続する意欲を見せているのが特徴。

実際検証の2週間後に参加者全員がリバウンドしていますが、その増加は平均0.73kg。

検証時の1,200kcalは少し極端ですが、意欲が途切れていないのが分かる増加体重。

口だけで元の生活に戻っていれば、2週間あれば6.36kgはかんたんにリバウンドする数字です。

ぜつびん
痩せるべき人達が減量し、まだ意欲が消えないのは大きな効果

既存の外科的減量方法

DentalSlim Diet Controlは強制的に口を閉じる方法ですが、過去にも同様の物がありました。

それは1980年代に行われた、顎をワイヤーで固定する減量方法。

口が開かないというのは似ていますが、以下の問題が発生しています。

  • 嘔吐、窒息のリスク
  • 歯周病
  • 顎の制限により、精神状態の悪化

磁力により外すこともできるDentalSlim Diet Controlと、すぐには外せないワイヤーでの固定。

食事量が強制的に制限されるというのは同じでも、大きく異るのは経過を含めての結果でした。

また、胃バイパスなど外科的な減量手術となると、約24,000ドル(264万円)以上かかる費用。

加えて生涯行ったこと残りますから、リスクが大きいものでもあります。

DentalSlim Diet Controlを見て、人道的にどうか? という意見も出ているそうですが、食べることを変えられない方の選択肢の1つにはなりそうです。

ぜつびん
使わずに済むのがベストですが、既存の減量装置とは異なる部分も見えます

利用せずに食べ過ぎないためにはどうする?

DentalSlim Diet Controlの検証参加者は、数値的にかなりの肥満。

痩せたいではなく、痩せる必要がある方たちです。

そこで重要なのは、もっと太っている人がいるかやいいや! と判断しないこと。

体重が増える時は思いの他に一気ですので、個人で対応できる内になんとかするべきです。

  • 太らない人:必要のある時に飲み食いする
  • 太る人:食べられる時は飲み食いする

食べ方に違いがあることを認識し、少しの意識の変化で食べる量が変わってきます。

病気による症候性肥満の可能性もありますが、太っている方の多くは単純性肥満。

食べ過ぎが原因ですので、あなた自身の現在の状況を知り、行動をすることが重要です。

ぜつびん
肥満を維持しているのは、食生活に原因があるのはほぼ間違いなし!

減量装置 あとがき

減量装置 あとがき

DentalSlim Diet Controlは痩せたくても、食べることをやめられない方のための装置。

強制的であるからこそ「人道的にどうか?」 という意見も出ていますが、ここまでしないと食べることを制限ができない人がいるということ。

本来はあなた自身が気付き、対応ができる時点で行動することが重要です。

消費カロリー < 摂取カロリー

ダイエットの仕組みは多くの方がご存知の通り、シンプルで単純なもの。

成功をするのは難しいと考える方も多いですが、実際はそうではありません。

今の自分ができることをする

頑張り過ぎるからこそ嫌になるので、ダイエットは今できる範囲の対応で十分です。

地味に感じても、継続することの蓄積が結果となって現れてきます。

また、世界的に肥満が問題だからこそ、今後も減量装置は開発されていくことでしょう。

それでも多くの人は、それらの機器に世話にならずとも痩せることは可能です。

自分で対応ができるうちに、無理なくできるダイエット方法を試みてみましょう。

 

以上が『新たな強制的な肥満対策の強制的な減量装置。一体どんな物ですか?』でした。