手洗い後の手の拭き方。接触感染のリスクを下げるために重要です

「新型コロナウイルス(COVID-19)」に限らず、接触感染のリスクを下げるために重要な「手洗い」。

まずは何をするにも真っ先にと報道されていますので、以前であればしていなかったタイミングでも、手洗いする機会が増えているのではないでしょうか。

機会が多くなるということは、手が濡れるからこそ同時に増えるこがあります。

  • 手を乾かす
  • 手を拭く

洗うことは大きく注目されますが、見落とされがちな乾かす、拭く行為。実はというまでもなく、とても大切なことです。誤った方法を行うと、手洗いの意味がありません

濡れた手をどんな方法で乾かす、拭く行為が正しいのか、イギリス スウォンジー大学 人間健康科学部 ジュリアン・ハント氏。ジョン・ギャモン氏が解説しています。

手を乾かす、拭くことの重要性

まず、濡れた手を乾かす、拭く方法で考えられるケースを上げてみます。

【手を乾かす】

  1. ハンドドライヤー
  2. 手を振って水気を飛ばす

① まず、ハンドドライヤーは便利ですが、細菌をまき散らす可能性が高く、特に現状ではオススメできる方法ではありません。公共に設置されている多くは、現在使用中止になっています。

② 手を振って水気を飛ばす。物に触れないのはいいのですが、乾くまでに時間がかかります。濡れた状態が長い、半濡れの状態で物に触れることは、細菌が増える原因です。

【手を拭く】

  1. ローラータオル
  2. ハンドタオル
  3. ハンカチ
  4. 洋服
  5. 髪の毛を触る
  6. 使い捨てペーパー

①②③ ローラー、ハンドタオル、ハンカチ。1回目はよくても、手を拭いて濡れるということは、細菌が増える状態です。2度め以降は手を拭くと同時に手に細菌がうつる可能性があります。

ローラータオルは一見は良さそうに思えますが、必ずしも回されていない、濡れた部分から細菌が移動している場合があります。

④ 男性が多く行う、洋服で拭く行為。せっかく手を洗っても意味がありません。

⑤ 男性、女性でも思いの他に多いのが、セットついでに髪の毛を触る。私は元美容師ですので専門分野ですが、みなさんの想像している以上に髪の毛は汚れています。

外にさらされている事。特に整髪料を付けている方は汚れが吸着しやすい状態です。現状の予防ということでなくても、オススメはできません。

⑥ 使い捨てペーパー。エコの観点でいえばよいとはいえなくても、手を拭くという行為で一番オススメができます。なぜなら1度の使用で捨てますので、衛生的です。

使い捨てペーパーが有効な理由

使い捨てペーパーが有効な理由。衛生的であると同時に、しっかりとあります。

  • 1度の使用で捨てるので衛生的
  • 汚染リスクの高い病院で推奨されている

衛生的であるのはもちろん、感染が許されない病院でも推奨されている。意味がありました。

エコの観点、心情でいえば使い捨てはもったいないと感じるのも事実。ですが、感染を防ぐためと考えれば有効な手段であり、決してもったいないことではありません。

職場や学校であれば使い捨てペーパーがありますが、多くの家庭で使用している方たちは少ないです。変わりなるものといえば、ティッシュペーパー。

何枚も必要となるのでもったいない気はしますが、1度で捨てるので衛生的です。

ぜったの
手洗いしたあとは、衛生的に乾かすことが重要

手が濡れている状態を短くする

手が濡れている状態を短く

せっかく感染予防のためにする「手洗い」。

その後の乾かす、拭く行為がよくなければ、感染する可能性がでてきます。また、濡れているのは細菌が増えやすい状態です。

【接触感染の予防】

  • 何か物に触ったら手洗いする前に顔に触れない
  • こまめな石鹸を利用した手洗い
  • 濡れた手を使い捨てペーパーで衛生的に乾かす

手洗いの習慣は多くの方が、ついてきたと思います。プラスして、手洗いした後の乾かす行為にも気を使うようにしてください。より接触感染を防ぐことにつながります。

手を乾かす行為が不衛生になることは、予防のためにマスクをしていても顔との間に隙間ができている、フィルター効果のない物を付けているのと同様です。

可能な限りの予防は、しっかりと行いましょう。

以上が『手洗い後の手の拭き方。接触感染のリスクを下げるために重要です』でした。