誰もが想像では、うまくいくイメージのダイエット。
実際にやってみると、とても大変!
ダイエットはイメージ通りにいく方が、まれでした。
あなたの行っているダイエットは、イメージ通りにうまくいっていますか?
ダイエットを難しくしているのは、多くの方が痩せたい! ダイエットしたいという思いが強く、やみくもなダイエット方法をしている場合が多いからです。
ダイエットをするには単純に「消費カロリー > 摂取カロリー」の状態だけを気にするのではなく、効率的かつ、その場だけでない計画性をもって行うことが必要でした。
効率的かつ、計画性を持って行うには、ダイエットに関係する計算方法を知っておく必要があります。
計算方法を知っておくことは、ダイエットの成功率を上げるのにもつながるんです。
そこでダイエットをする際に覚えておきたい、5つの計算方法をまとめてみました。
計算方法は難しくありません
計算方法というと数学。
数学というと難しく考えてしまいますよね。
ですが、通常にダイエットをする時に必要な計算方法は、かけ算とわり算を覚えた小学生でもできるかんたんななことだけ。
拍子抜けするぐらいかんたんなんですよ。
計算方法も覚えることもかんたんですので、ぜひ覚えてしまいましょう。
その1.BMI(体格指数)
国際的な肥満度を表す指数である「BMI(体格指数)」。
国によって数値の基準値は変わりますが、日本では以下のようになっています。
- 18.5未満:低体重(痩せ型)
- 18.5以上〜25未満:普通体重
- 25以上:肥満
BMIの計算方法はとてもシンプルです。
体重と身長さえわかれば、計算ができてしまいます。
現在販売されている体重計は最初に登録さえしておけばBMIを自動で計算してくれますが、BMIの計算方法は覚えていて損はありません。
体脂肪の状態が考慮されていないので、必ずしも25以上が肥満とはいえません。
ですが筋肉がムキムキの特別な人は除いて体の状態の大きな目安となりますので、ぜひ覚えておきましょう。
その2.目標体重の決め方
ダイエットをする際に1番重要ともいえる「目標体重の決め方」。
目標体重が重要となるのは、目標体重次第でダイエットの方法、期間が変わってくるから。
目標値が高すぎてもダイエットの失敗に近づきますし、目標が低すぎても失敗しやすいです。
計算するために必要になりますので、事前にあなたの体脂肪率を確認しておいてください。
体重-(体重x体脂肪)
目標体重の設定
現除脂肪体重(kg) ÷ (1 – 目標体脂肪率)
ダイエットの期間を設定
マイナス目標体重 ÷ (現体重 x 5%(最大値))
計算方法は増えるのですが、どれもかんたんな計算方法。
単に目標体重だけでなく、無理のないダイエットの期間も計算できますので、ぜひ覚えておきたい計算方法です。
その3.カロリーの目安
ダイエットので気になるのは、飲み物や食べ物の「カロリー」。
今はコンビニやスーパーでも生鮮食品を除いてカロリー表示がされていますが、全てに表示がされているわけではありません。
ですが、どのくらいのカロリーがあるのか、知りたいですよね。
大まかな目安にはなりますが、実はカロリーの計算ができるんです。
飲み物や食べ物「g(グラム)」が必要になりますので、どの程度の重さなのか先に確認しておいてください。
脂質(バター、植物油など):9kcal x g
たんぱく質(肉、魚、卵、大豆など):4kcal x g
この計算ができるのは、糖質、脂質、たんぱく質の3大栄養素でカロリーが決まっているから
。飲み物や食べ物の主成分の重さで、計算をしてみてください。
あくまでもこの計算は目安ですが、飲みすぎや食べ過ぎを防ぐきっかけになります。
特にコーヒーや紅茶にいれる砂糖などは無頓着になりやすいので、ぜひ覚えておきましょう。
その4.体脂肪になる量
ダイエットで気になるカロリーですがカロリーから計算できるのが「体脂肪になる量」。
脂肪を減らしたいからのダイエットですから、とても気になる計算方法です。
糖質・たんぱく質:カロリー ÷ 4
脂質:カロリー ÷ 9
脂質のが体脂肪になりそうな気がしますが、実際は糖質やたんぱく質の方が同じカロリーであれば、体脂肪になりやすいんです。
ただし、この体脂肪になる量は、100%体脂肪になる量ではありません。
「消費カロリー < 摂取カロリー」になっている余分にカロリーを摂取している時のみ。
余分に食べ過ぎてしまう時に食べ過ぎを抑える時のために、覚えておいたほうがいい計算方法です。
これを食べたら200g体脂肪が増える…。と考えたら、食べるのもガマンをしやすくなりますよ。
その5.運動時の心拍数
ダイエットに必要なのは食事だけでなく運動で、重要なのは「運動の心拍数」。
運動というとものすごく頑張らなければいけないイメージですが、実際はそうではありません。
目的別の運動のレベルができれば、十分な運動になるんです。
運動がつらい! と多くの方が考えてしまうのは、多くの場合は少し頑張り過ぎています。
必要以上に頑張ってしまうからこそ、ツラいからこそ運動が嫌いになりますし、継続ができないんです。
運動の負荷は心拍数が大きく関係するので、目的別の心拍数を計算する必要があります。
220 – 年齢 = 最大心拍数
目標心拍数
(最大心拍数 – 安静時心拍数) x 目的レベル + 安静時心拍数
人それぞれの安静時の心拍数と年齢、目的レベルで目標とする心拍数は変わってきます。
目標心拍数を知ることは、無理な運動する必要もなくなるんです。
ダイエットで必要としている目標心拍数は、それほど大きくありません。
運動が嫌いな方は、無理に頑張り過ぎてしまった経験があるからこそ、悪いイメージを持っていました。
つらすぎる運動は、実際にダイエットする際にはあまり必要がありません。
運動を好きになるなるためにも、運動の心拍数の計算は覚えておきたい計算方法です。
目的レベルも含め、下記リンク記事に例も含めて紹介していますので、こちらもご覧ください。
頑張りは結果につなげましょう
ダイエットをする際に、覚えておくべき計算方法を紹介してきました。
実際に見てみるとどれもシンプルで、かんたんな計算方法ばかりですよね。
知っておくのと知らないでは差が出てくる計算方法ですので、1つづつ覚えていきましょう。
やみくもに頑張るだけでは、うまくいきません。
関係する計算方法を有効に使って、結果につながるダイエットをしてみてはいかがですか?
必要なのは、ムチャな過度の頑張りではありません。
せっかく頑張って行うダイエット。成功率を少しでも高めて、成功させましょう。
以上が『あなたの頑張っているダイエットの成功率を上げる、5つの計算方法!』でした。