1日のお休みだと家でゆっくりという方も、連休となるとお出かけする方も多くなります。
お休み中は近場だけでなく、遠くに長時間かけて出かけるなんて方もいると思います、。旅行やお出かけは心もフレッシュできますから、いいお休みの使い方ですよね。
自宅の近所であれば歩いていくことができますが、歩くのに少し厳しい距離になると何らかの乗り物に乗って移動が必要になってきます。
乗り物にの乗って移動をするとなると、「乗り物酔い」が気になる方もいると思います。
せっかくの楽しい移動も、乗り物酔いになってしまうと、一気に楽しくないものへ変わってしまいます。ですから、乗り物酔いをしたいなんて方は、皆無ですよね。
ならない人はめったになりませんが、なる人は乗り物に乗るとなる乗り物酔い。
乗り物酔いの原因は何からきているのか、気になる方はいませんか? 原因が分かると対処方法もできるので、乗り物酔いの原因は知りたいという方は多いですよね。
海外の科学と健康を扱うメディアである「science alert」に、乗り物酔いの原因がレポートとして掲載されていました。
こちらのレポートをもとに、気になる乗り物酔いになる原因についてまとめてみました。
乗り物酔いに困っているという方、何が理由なんだろう? と気になる方は、続けてご覧ください。
乗り物酔いの原因は脳の勘違い?!
乗り物酔いの原因が何かというと、レポートによると「脳が毒を飲んで中毒になっている」と脳が勘違いしているです。毒を飲んで中毒になっているとは、すごい勘違いの原因ですよね。
その証拠に乗り物酔いをしてひどくなると、嘔吐。私たちは吐くという行為をします。
この吐くのは、脳が毒を飲んでいると勘違いしているので、毒を体の外に吐き出そうをしているというわけです。毒だけ聞くとびっくりしますが、吐く理由を考えると分かるような気がします。
乗り物酔いで脳が勘違いする理由は次の通りです。
- 移動しているのはもちろん理解している
- 内耳にあるバランスセンサーも移動を理解している
- 体はほとんど動いていない
①移動しているのはわかっているのに、本人は動いていないということで、感覚値のズレが生まれます。
②このズレが大きくなってくると、脳が「おかしい! 毒を飲んで中毒になっているのでは? 」となるわけです。感覚値がずれてしまうというのは、よくないわけですね。
乗り物酔いと同じものですと、3Dゲーム酔いというのがあります。これも脳の感覚と、実際の体の感覚がずれてくるのが、3Dゲーム酔いをする大きな原因です。
③最初は酔っても次第に酔わなくなっていくのは、感覚のズレが少なくなっていくのが要因でした。
乗り物酔いにならないためにはどうする?
乗り物酔いにならなためには、脳に勘違いをさせないことが重要です。
脳の勘違いをさせないためには、次の4つが効果的ですよ。
- 移動中空腹状態にならないようにする
- 運転できるものは自分で運転をする
- 動いている時に静止しているものを見ない
- 好きな音楽を聞く
①よく乗り物酔いにする方は、気持ち悪くなって吐きたくないからと、空腹状態で乗り物に乗る方がいます。一見は良さそうに思える空腹状態ですが、逆でした。
軽く食べて移動中に空腹状態にならないことが重要です。食事は軽めのたんぱく質が多めがオススメですよ。
②運転できる場合は自分で運転するのも、酔いずらくなります。自分で運転することは移動する感覚が一致しているので、脳が勘違いしないということです。
③動いている時に静止しているものを見ないのも重要です。頭の中の感覚では移動している、目線として入ってくるものは静止しているので、脳が混乱してしまいます。結果乗り物酔いをします。
④好きな音楽を聞くのは、気分を落ち着かせる効果があります。落ち着いている時に脳は、混乱しないので、勘違いがしづらくなります。
体に起こる勘違いは他にも…
乗り物酔いする原因が、「脳が毒を飲んで中毒になっている」と勘違いをしている。そういわれると、妙に納得してしまう原因と考えられます。
脳は体の全司令をつかさどる重要な部分ですから、心配性で常に体のことを気にかけているという結果、勘違いをしてしまっているんでしょうね。
乗り物酔いと似た形の勘違いとして体に起こる勘違いで、飢餓状態があります。極端な過激なダイエットをしてしまうと、ほぼ間違いなく飢餓状態に入ってしまいます。
飢餓状態に入ってしまうと、急に痩せづらくなります。その理由は体が命を守るために、消費するエネルーギーをセーブをするようになるからです。
急激に摂取カロリーを制限することで、「もうエネルギーが体に入ってこないのでは? 」と勘違いするということでね。
飢餓状態というとその言葉から、痩せている人のみに起こるものと考えてしまいます。ですが、100キロオーバーの巨体の方でも急激な食事制限をしてしまうとなってしまうんです。
ダイエットで急激でなく、少しずつといわれるのは、理にかなっていました。乗り物酔いの毒を飲んで中毒になっているのと、勘違いの仕方が少し似ていますよね。
乗り物酔いも、飢餓状態も勘違いをさせないということが、一番の予防方法になります。
勘違いが敏感に起こりやす方、敏感ではない方と違いは各々によってあります。なるべく乗り物酔いをしない対応はできますので、間違った対応をしないように気をつけましょう。
以上が『乗り物酔いになる原因は、脳が勘違いしているのが原因だった?!』でした。