多くの人がダイエットを成功させるために必要だと思っている「モチベーション」。
ですが、始めるきっかけとしては必要であっても、それ意外のことでは不要なもの。
寧ろモチベーション頼りで食事制限なり、運動を行っている方は、十中八九失敗します。
なぜそう言い切れるのか?
短期間ではなく、中期、長期的に行う必要があるダイエット。
モチベーション頼りであっては、どんな強靭な意思を持っていても息切れしちゃいます。
では、何がダイエットを成功させるために必要なのか?
これができてしまえば同じことをするのであっても、モチベーションなんて一切不要です。
もよおしてきたから、トイレに行くぐらいの感覚でできるようになってしまいます。
実はダイエットに不要なモチベーションと、習慣化させるためにはどうすればいいのか解説をしていきます。
プロでも続かないモチベーション
同じ体重を減らすでも、計量のために私たちでは到底不可能な極限の内容を行う「プロの選手」。
痩せたいではなく、痩せなければいけない状態。
プロであるからこそのモチベーションで、過激な減量や水抜きなんてことまでを行います。
計量までに10〜15kg落としても、パス後に栄養補給で食べまくり、動けるレベルで一気に戻す。
減らすのもですが、増やすリバウンドも極端なことを行っています。
これは私たちが行うダイエットでは不要であり、逆にしてはいけないこと。
プロ選手の試合前の減量方法というのは、全くもって参考になりません。
また、この極端な計量のための減量を、どの程度の期間で行っているのか?
本来はもっと期間を長くできた方がいいのですが、これ以上はモチベーションが保てない…。
つらいこともガンガン行うプロであってもなのですから、私たちがそれ以上に続くわけがありません。
行っている内容に違いはあっても、モチベーション頼りでは期間は短くなるのは必然。
三日坊主なんていうのは、正にモチベーションが切れる典型です。
続かないモチベーションの例
ダイエットと同じく、モチベーション頼りで続かない典型が「勉強」。
- 資格取得をしたい
- 英語を使えるようにしたい
学生のうちはテストでいい点をいうのがありますが、大人になると向上心から。
新たなことができると視野も広がりますし、職種によって資格手当が付いて給料がアップするなんてことも。
ですが、ダイエットと同じ様に始めても、目的の達成まで継続出来る方は稀。
要する時間も桁違いにかかりますから、モチベーションだけで行うのは不可能に近いです。
成功に必要なのは習慣化
勉強も同様ですが、ダイエット成功に必要なのはモチベーションではなく「習慣化」。
よく言われる習慣化までに要する期間は3週間(21日)。
これさえできてしまえば、ダイエットなんてもはや楽勝です。
- モチベーション:必ず切れる場面がくる
- 習慣化:惰性でできる
全く同じことを行うであっても、全く難易度が変わってきます。
いやいや頑張るのと、しないと気持ち悪いぐらいの違い。
なんとかモチベーションを保とうとするような無理は、ダイエットには正直に不要です。
習慣化させるためにはどうする?
ダイエットために食事制限なり運動をすることを「習慣化させる」。
必要なのは何かをしなければではなく、しなくていいことをやらないことが重要です。
ダイエットが続かない人がよく行う、共通点が1つ。
頑張っていることは分かりますが、正直にムダな行動。
私たちが行うダイエットに、突破するべきプロの計量のようなものはありません。
しなくていいいことをして自ら首を締めてしまったら、モチベーションなんて途端に切れて無くなってしまいます。
短期間ではなく、中期、長期の時間が必要になるダイエット。
モチベーションには限界がありますから、しなくていいことをしては絶対にダメです。
何気に多い習慣化していること
モチベーションは一時的に保てるから、習慣化こそが大変! と考える方も多いかもしれません。
継続するのは難しいと思うかもですが、生活の中で習慣化していることは多くあります。
- もよおしてきたから、トイレに行く
- 眠くなったから寝る
- 隙間時間でスマホに手が伸びる
- 今太っているのは、現在の生活があるから
どれもモチベーションがないとできないではなく、習慣化から行っていることであり、結果。
難しく考えなければその内容に関わらず、思いの他に習慣化することは可能です。
痩せている人に秘訣を聞くとよく帰ってくるのが「何もしてない」の回答。
その多くは、痩せる生活が習慣になっているからなので、言葉その通りの答えでした。
また、行う前は大変に思うダイエットのための食事制限に、運動。
現在の自分の限界値を越えなければ、思いの他にできてしまい、それが習慣化していきます。
結果として、ダイエットの成功へ道も近づいて行くんです。
モチベーション頼りは不要 あとがき
多くの方がダイエットに失敗するのは、モチベーションに頼り過ぎるから。
始める際には必要でも、プロであっても保つことのできる限界は1カ月程度。
意地ができないその理由は、正にこれにつきます。
どんな強靭な心の持ち主であっても、私たちは機械ではないからこそ限界が訪れます。
だからこそ、モチベーション保とうではなく、習慣化させることが最も重要。
モチベーションなんてなくても、自然とできるようになってしまいます。
つらいと思われがちのダイエットも、全然苦ではなくなってしまうんです。
私が実際に行っているジョギングのデータを公開している運動記録。
習慣化できていますが、そうなった理由は不要な無理をしていないから。
距離はそこそこありますが、走るスピードもゆっくりで、休みもちゃんと取っています。
実際はもうちょっとできるとしても、限界値を越えないことが習慣化となっていました。
必ずどこかで切れるモチベーションよりも、惰性でできるようになってしまう習慣化。
急ぎすぎない意識の変化で誰でも可能ですので、ちょっとだけ考え方を変えてみましょう。
以上が『ダイエットにモチベーションが必須と考えているうちは必ず失敗する』でした。