健康やダイエットに興味がある方は、食事を気を付ける方が多いです。
食事は健康やダイエットに直結しますから、食事を気を付けることはとてもいいことです。さらに適度な運動もできるようになると、健康もダイエットにもとてもよくなります。
運動と食事のバランスを取ることは、健康にもダイエットに大切でした。
バランスという言葉出ましたが、あなたは「PFCバランス」という言葉を知っていますか?
よく分からない、聞いたことはないという方も多いのではないでしょうか、
PFCバランスは健康にも、ダイエットにもとても重要なバランスなんです。PFCバランスがうまくできると、健康もダイエットもうまくいくというものなんですよ。
そこで、PFCバランスとはどんなもので、どのようにバランスを取ればいいのかまとめてみました。
PFCバランスとは何?
PFCバランスとは、三大栄養素の頭文字の取ったバランスです。
- P = Protein = たんぱく質
- F = Fat = 脂質
- C = Carbohydrate = 糖質
三大栄養素とは | たんぱく質、脂質、糖質 体内エネルギーの原料に体組織やホルモンの原料、生命を維持するために必須な栄養素 |
PFCバランスとは三大栄養素のバランスでした。
よく「食事のバランスを取りましょう」という言葉を健康でもダイエットでも見たり聞いたりしますが、これは「PFCバランスを考えましょう」ど同義語です。
1日の摂取カロリーを100として考えた時に、「たんぱく質・脂質・糖質」のそれぞれの適切なバランスがあったんです。このバランスがずれると、健康もダイエットもうまくいきません。
ですから、PFCバランスは健康にもダイエットにもとても重要なバランスでした。
推奨されているPFCバランスとは?
PFCバランスは厚生労働省が5年おきに報告している「日本人の食事摂取基純」に掲載されています。参照:厚生労働省:日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概
- たんぱく質:16.5%
- 脂質:25%
- 糖質:57.5%
※平均値ですので合計値が99となっています
日本人は主食がお米ですので、何も気にせずに食事をしていると、糖質のバランスが70%をこえることも珍しくありません。健康的に見える日本食も、PFCバランスがわるい場合もあるんです。
PFCバランスは1日の総摂取カロリーのバランスですので、ダイエット中などで食事制限をしている方もバランスは変わりません。カロリー制限をしてもPFCバランスを考えましょう。
PFCバランスが取れていない食事は、バランスがわるい食事のとり方でした。
2,000kcalの食事を1日にPFCバランスで分けると、以下の通りです。
- たんぱく質:16.5% = 330kcal
- 脂質:25% = 500kcal
- 糖質:57.5% = 1,150kcal
%の表示だと少し分かりづらいですが、カロリーにしてみると、目安が分かりやすくなります。
今は生鮮食品を除くと、食品にカロリー表示がされている場合がほとんどです。1日の摂取カロリーから「PFCバランスがどうなのかな? 」と考えてみると、バランスが取りやすいですよ。
日本人はいわゆる食の欧米化で総摂取カロリーが増えているのも問題ですが、PFCバランスが取れていないことも問題でした。脂質と糖質だけ増えて、たんぱく質が足りない場合が多いです。
ダイエットで流行りの糖質制限は少し頑張りすぎてしまう方が多いので、極端にPFCバランスがくずれます。本来1番多くあるべき糖質が1番少なくなるのは、体への影響が大きかったんです。
食事のバランスとはPFCバランスのこと
PFCバランスについて紹介してきました。
PFCバランスとは「三大栄養素のバランス = 食事のバランス」のことでした。特にダイエットをしている方はカロリーだけに目がいってしまい、バランスが取れていない食事をします。
1日の目標とする総摂取カロリーからPFCバランスを考えことで、摂取カロリーには関係なく食事のバランスを取ることがかんたんになります。ですからPFCバランスは覚えてしまいましょう。
PFCバランスの推奨目標は以下の通りです。
- たんぱく質:16.5%
- 脂質:25%
- 糖質:57.5%
総摂取カロリーからPFCバランスを考えると、どれぐらい食べられるのか分かります。逆に摂取しすぎている場合も分かりますので、減らす目安も分かるんです。
PFCバランスが崩れることは、健康にもダイエットにも大きく関係します。なぜなら摂取カロリーや1つの栄養素だけが取れていても、PFCバランスがくずれていいるからです。
バランスの取れた食事は、PFCバランスを考えることでかんたになります。最初は少しめんどくさいかもしれませんが、PFCバランスを頭の片隅に置いておいてください。
以上が『PFCバランスを制することができれば健康もダイエットも上手くいく』でした。