未来は明るい? 体内の脂肪を短期間で減少させるタンパク質が発見される!

  • 2020年4月4日
  • 2018年11月13日
  • コラム

男女問わず多くの方が行う「ダイエット」。

  • 美容目的
    キレイ、かわいく、かっこよくなりたい
  • 健康目的
    毎日を楽しく過ごすため、必要に迫られて

目的はそれぞれですが、大きく2つのタイプに分けることができます。

タイプは異なっても、減らしたいと考えている部分は共通する「脂肪」。知らずにのうちに体の1部になっています。付けるのはかんたんでも、減らすのが難しいのも脂肪です。

決して減らせないのではなく、毎日の少しの頑張りで減らすことはできます。とはいえ、今すぐに減らしたいのも脂肪。そんな中、気になる研究発表が行われました。

今すぐにというわけではありませんが、未来への希望を感じさせる発表です。

発表された短期間で脂肪を減らすものとは?

発表されたのは「FGFBP3(Fibroblast Growth Factor Binding Protein 3)」という天然タンパク質を使った治療を18日間行ったマウスが、体内の脂肪の3分の1を減らせたです。

平たく言えば「短期間に多くの脂肪を減らせる」。希望を感じさせます。

この研究発表を行ったのは、アメリカのジョージタウンにあるがんセンター「Georgetown Lombardi Comprehensive Cancer CenterのAnton Wellstein氏らの研究チーム。

アメリカでの研究発表ということでどちらも英語で内容を少し難しくなりますが、内容は以下のリンクから確認可能です。

18日間(8回の治療)という短期間で、脂肪を3分の1を減らすというのはスゴイというしか言葉が見つかりません。しかも臨床的に顕微鏡を使った検査でも、副作用は示しませんでした。

研究が発表された経緯

「FGFBP3 = BP3」。これは線維芽細胞増殖因子(FGF)に属する、統合タンパク質です。

珍しいものではなく、小さな虫から私たち人の体の中にも存在していて、細胞の増殖や修復という生物学的過程に関与するしているのがわかっていました。

また、いくつかのBP3はホルモンのような働きもします。BP3と同じ線維芽細胞成長因子に属する統合タンパク質であるBP1、2は、シャペロンと呼ばれるタンパク質です。(BP3も同様)

このシャペロンは構造・機能を獲得するタンパク質の総称で、この研究発表を行ったAnton Wellstein氏らの研究チームはBP1について長年研究を行っていました。

その理由はある種のがん細胞の増殖は、FGFの過剰供給に関係すると考えられていたから。この時点まではがんセンターの研究ということで、がんの研究です。

BP3にも注目し、研究を拡大したことで状況が一変しました。

BP3に研究を拡大してわかったこと

まず、このシャペロンが3つのFGFタンパク質(19、21、23)が代謝の制御のに関わっているのを発見。

FGF19と21は炭水化物(糖)、脂質(脂肪)の貯蔵と使用を調節するシグナル伝達をしているということ。FGF23はリン酸代謝を制御していました。

で、BP3はどうなのかといえばシャペロンが増えることでFGF19、21の効果が増加。これが何を示すかというと、炭水化物(糖)、脂質(脂肪)の代謝が大きく推進する要因になっていました。

BP3が代謝をコントロールしていたわけです。

「代謝が改善され血液中の砂糖と肝臓で処理された脂肪はエネルギーとして使われ、貯蔵されていない」とも、Wellstein氏は言っています。

FGF21の働きは既に脂肪となっているもの。新たにエネルギーとしてきたものに関わらず脂肪の分解を制御しているからのことですが、たまらないというのは夢のような状況ですね。

カンタンにいうとどういこと?
BP3が増加すると貯蔵に関わらず代謝が推進されるので、脂肪が減る

この結果が見つかったのは副産物

今回発表された「FGFBP3」の脂肪の短期間で減少する働きを発表したのはがんセンターの研究チームということで、なぜ?と思った方もいるはず。 私も疑問に感じました。

がんセンターの研究チームということで、もともとはがんにおける可能性のある役割について、タンパク質(FGF)を調べていました。

がんという別のことを調べている時に、今回のBP3が脂肪を減らすという結果にたどりついたわけです。ですから今回の発表は副産物の研究結果でした。

直接は関係ありませんが、肥満とがんはタバコと並ぶくらい危険性が高いですので、間接的には関係はあります。

がんセンターの研究チームということで、本来はがんについての成果をあげたかったのは間違いありません。

それでも発表に至るまでの研究を進めてくれたがん研究チームに感謝というところでしょうか。

よくあるタンパク質の勘違い

プロテインというと、筋肉モリモリなマッチョな男性を思い浮かべる方が多いはず。

ですが、プロテインは英語で「Protain」。これを日本語に訳すと、たんぱく質です。

そうなんです。言葉の響きだけでプロテインという言葉が、マッチョな男性を想像させていたというのは面白いですね。完全なイメージの操作です。

カタカナ英語というものはこのプロテインに限らず、日本人が想像するイメージと変わる言葉があります。健康に関わる代表的な言葉だと「ダイエット」。

これも本来の英語の「diet」の意味は、食事や、食事療法というのが日本語として正しいです。英語でいうので日本人のいうダイエットをいうのであれば「weight loss」が一般的ですね。

別途で紹介していきたいと考えていますが、言葉のイメージにダマサれたり、まどわされたりしないようにしましょう。少しだけ話がそれましたが、続けてご覧ください。

どんなことが期待できるのか

「FGFBP3」の研究がこれから進むと、どんなことが期待できるのか?

脂肪を減らすということで、ついに痩せ薬が! と期待してしまう方も多いでしょう。

ですが、まずは2型糖尿病や、脂肪性肝疾患などのメタボリック・シンドロームに関する新規療法になるでしょう。本当に必要とされる方からというのは、当然の流れです。

たとえ、同じ健康目的であってもということですね。

今回の研究結果は研究者としてもエキサイティングなものだったと記載がありますが、人の療法に使うにはさらなる研究が必要とも添えられていました。

これからの研究結果に乞うご期待! ということですが、世界中の6億5千万人以上の人々に影響する肥満。この研究が進んでさらなるいい研究結果が発表されるといいですね。

明るい未来がおとずれますように!

今現在は脂肪を短期間で減少させる「FGFBP3」が、人間にも同様に効果があるのかは分かりません。

それでも脂肪を短期間で減少させるものがあるというのは、期待をしてしまいます。

科学の進歩というのは私たちが考えている以上に早く進みますから、考えているよりも早く提供されるようになるかもしれません。

というか、一刻も早く提供されるようになって欲しいですね。逆にいえば現状は「FGFBP3」のような便利過ぎるものは、ないということです。

よく見かける短期間で10キロ、20キロも痩せるという過大広告にダマサれて財布の中身だけ痩せる、減少するなんてことをしないようにしましょう。

脂肪を減らすには特別なものはいりませんが、少しの努力、継続が必須です。継続という部分が1番大切ですので、無理をし過ぎないレベルの対応で脂肪を減らすことを頑張りをしましょうね。

前述した通り人間にも同様の効果があり臨床試験が進んでも、まずは2型糖尿病や、脂肪性肝疾患の患者さんからですから…。

 

以上が『未来は明るい? 体内の脂肪を短期間で減少させるタンパク質が発見される!』でした。


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