感染予防のために日本でも広まってきた「テレワーク (telework)」。
「tele = 遠隔」「work = 仕事」で、自宅など柔軟な場所で働くこと。主にネット回線を利用して在宅で仕事をすることで、物理的作業が不要なIT系の職種で特に増えています。
自宅での作業。今の先が見えない状況だからこそ、気持ちを落ち着かせるために、仕事中にお酒を飲むという方もいるのではないでしょうか。
テレワークの進んでいるアメリカで、興味深い結果が出ています。
- 在宅勤務中に飲酒をした(8〜67%)
- 多くのお酒の飲む可能性が増えた(33%)
- 多くのアルコールを備蓄するようになった(20%)
※%は全体数(3,000人)に対して
お酒を在宅勤務中に飲むだけでなく、飲む可能性が増え、買いだめする量も増えているんです。
この調査は3,000人の労働者を対象に、アルコール依存患者を支援する「Alcohol.org」によって行われました。
州ごとにどんな結果となったのか。テレワークの注意点について続けてご覧ください。
在宅勤務中に多くの方が飲酒している
アメリカ全土に渡る、3,000人の調査。
州ごとに選択することで、どれぐらいの方が飲酒をしているのが分かります。
○○% 州名 在宅勤務時に飲酒をしたことがある人
英語でも数値で表示で分かりやすいです。多くの方が飲酒をしていることが分かります。
【在宅勤務中の飲酒】
- 最小:アーカンソー州;8%
- 最大;ハワイ州:67%
ハワイ州の数値が大きく、アーカンソー州が少なく見えます。ですが、大人の飲酒する割合ではなく、在宅勤務中に飲む割合です。
ナイトワークの方でない限り、会社で勤務中に飲酒は基本はしません。大きな数値であることが分かります。現在の状況で不安もありますが、在宅中に飲む方は多くいました。
今回はアメリカの調査ですが、日本でも同じように自宅で仕事をするからこそ飲酒する方が増えていることは、想像に難しくありません。
自宅でも行動を見られている?
テレワークは自宅での作業。つい飲酒してしまう気持ちも分かります。
- 完全に成果物に対しての対価
- 共同作業をしない個人事業主
2つに当てはまる方は、勤務中に飲酒。時にはさぼっても問題はありません。
ですが、多くのテレワークをする方はセキュリティの観点からも、会社から支給されたパソコンで作業を行っているはず。当てはまる方は、在宅中の行動は気を付ける必要があります。
- 操作を記録
- 定期的にカメラで撮影
- IPから位置情報を記録
特に勤怠管理のシステムを利用している会社にお勤めの方は、記録されていると考えましょう。トラブル時の切り分けがメインで、監視するための物ではないですが、可能が高いです。
システム上はあっても、使っていなかった会社。今の状況では大きな評価の基準になるため、利用する会社は増えるのが想像に難しくありません。
IT系であれば資産管理として個別識別はしていて当たり前ですので、 どの端末、どこからアクセスされているのはすぐに判別可能です。
自宅で気が抜ける、今の状況では不安な気持ちは分かります。サボりグセ、飲酒をしている方は注意しましょう。※全ての会社で記録しているわけではない
在宅勤務でも気を抜きすぎない
「密閉・密集・密接」の場面を少なくし、感染予防のための「テレワーク」。
向き不向きもあり、気が抜けてしまう方がいるのも分かります。また、在宅勤務といっても、仕事であることに変わりません。
- 勤務時間中はお酒を飲まない
- 気分転換こえてサボることはしない
- トラブルが起こった際は報連相を怠らない
慣れてしまえば在宅勤務も、移動時間がなく時間を効率的に扱えます。
また会社支給のパソコンは、管理者によって行動が確認できると思って作業をした方が、気が楽です。誰にも見られていないという考えは甘いですので、気を付けましょう。
【在宅ワークのパソコン】
- 不要時はパソコンのカメラを何かで隠す
※オススメはマスキングテープ - マイクの音量をオフに
もし「パソコンの調子わるい?」など聞かれたら、確実に記録をされています。サボることを推奨ではなく、予備対策はしておきましょう。不要な争いや、問題を起こさずにすみます。
慣れるまでのテレワークは大変ですが、仕事中であることを忘れてはダメですよ。
以上が『在宅勤務中に飲酒する人は多い! ただしその行動は見られているかも?』でした。