秋や冬のように服を着込むことで、体のラインが隠しづらくなる「春や夏」。
自分だけでなく、外を歩ければ周りの方の体型も気になるところです。
興味深いのは、標準体重に近く肥満とは数字上は言えなくても、太って見える方が多くいること。
これには男女関係なく、筋肉量が多いか少ないかの差がその理由です。
- 筋肉量が多い:引き締まって見える
- 筋肉量が少ない:太って見える
仮に全く同じ身長と体重であっても、その差は思いの他に歴然として現れます。
なぜ筋肉量の差が見た目の差となって現れてくるのか、解説をしていきます。
見た目の差は質量の差
上の図は同じ重さで見た時の、脂肪と筋肉の「質量の差」。
脂肪を1とすると、筋肉は0.8となりますので、見た目の大きさが一回り以上変わってきます。
そこに加えて脂肪はだるんとなり、対して筋肉は引き締まって見えますから、その差は大きいです。
このことから導き出されることは、1つ。
体が大きいに加えて引き締まりがなく、だるんとしているからこそ、太って見えてしまうわけ
体重はさほどでもないのに太って見えてしまうのは、男女関係なくもったいないことでした。
また、脂肪が結果的い多いということは、見た目の他の問題も発生することになります。
食事制限のみのダイエットで脂肪比率が増える
ダイエットを成功させるために、絶対的に必要なこと。
その仕組みとして誰もが知る所ですが、運動をせずに食事制限のみで行う方も多いです。
このことが、体と脂肪比率がを増やす要因になっています。
【体の燃焼の仕組み「糖新生」】
- 消費カロリーが摂取カロリーを上回る
- 不足したエネルギーを貯蔵された体から捻出
- エネルギーの捻出は脂肪、筋肉の区別なく行われる
食事制限で痩せるのは脂肪が減っていると思う方が多いですが、実際はそうではありません。
残って欲しい筋肉を含め、見境なくエネルギーとして消費されていくんです。
食事制限のみのダイエット行った方が、リバンウンドで体が丸くなるのは、正に糖新生の仕組みで筋肉が減ったことによるもの。
筋肉量を増やすのは大変ですが、逆に落とすのはめちゃくちゃ簡単にできてしまいます。
脂肪量が多い方は基礎代謝も低い
見た目の差もですが、基礎代謝にも大きく関係している「筋肉量」。
よく言われる年齢と共に基礎代謝が落ちる理由は、正しく筋肉量が減るから。
ほんの少しの差と思うかもしれませんが、その差は数値としてもかなり大きい値。
また、加えて近い将来への危険性も含まれています。
現状は体重として問題がなくても、あれよと言う間に太る可能性を秘めているんです。
寧ろ体重は多くないのに太って見える方は、肥満予備軍と言える状態でした。
見た目が太って見える理由 あとがき
体重自体はそう多くはなくても、太って見える理由は「筋肉量の差」。
- 筋肉量が多い:引き締まって見える
- 筋肉量が少ない:太って見える
その理由となるのは脂肪を1とすると、筋肉は0.8という小さくない質量の差。
数字として見ると0.2の差と思ってしまうかもですが、実際には一回り以上の違い。
思っている以上に、大きな差となって結果に現れます。
また、筋肉量が少ないということは、太りやすい肥満予備軍だということです。
だからこそ、ダイエットをする際に必要なことは1つ。
多くの方が思っている以上に、とても重要なことでした。
ですから、決して体重が多くないのに太って見えるという方は、筋肉量が明らかに少ないということ。
ゆるくだらしない体に見えるのは勿体ないですので、運動をして体の筋肉を刺激してみましょう。
ムキムキになるのは大変ですが、私たちが通常に求める引き締まった体であれば実現可能です。
以上が『体重はそれほど多くないのに、私や僕が太って見えるのはなぜ?』でした。